SMBCモビットでお金を借りるには審査に通過しないといけません。
そのため、「審査に通るコツを知りたい!」という人は多いでしょう。
そこでこの記事では、SMBCモビットの審査に通るコツをお伝えしていきます。
また、審査に落ちた人の原因・理由についても解説中です。
この記事を読めば、SMBCモビットの審査に詳しくなり、審査に通過するための最適な行動がわかります!
SMBCモビットの審査に確実に通るコツはないと知っておく!
最初に、SMBCモビットの審査に確実に通るコツはないと知っておいてください。
SMBCモビットの審査の合否は「返済能力」と「信用」で決まります。
返済能力と信用はこれから申込段階ではどうにもすることができないため、審査の攻略法や裏技などはないのです。
返済能力は「属性スコア」で判断される
SMBCモビットのようなカードローン会社は、「属性スコア」という審査方法を採用しているケースが一般的です。
属性スコアとは、申込時の個人情報をもとに、申込者の返済能力をスコア化する審査方法です。
返済能力はおもに属性スコアによって判断されます。
申込時の個人情報とは、年収や年収、勤務先情報などであるため、これから申し込みする段階ではどうにかすることはできません。
よって、属性スコアの点数をすぐに上げる方法などもないのです。
信用は「信用情報」で判断される
SMBCモビットは「CIC」と「JICC」の2つの「個人信用情報機関」に加盟しており、審査時にその2つの機関に照会作業をおこないます。
そして申込者の「信用情報」を確認します。
信用情報とは、クレジットカードやローンなどの利用履歴のようなものです。
たとえば、契約内容や返済記録などですね。
信用情報の情報は一定期間記録され、一度記録されると間違いでもない限り消えることはありません。
このため、信用情報に記録された情報をすぐにどうにかするような方法はないのです。
SMBCモビットの審査に落ちた人の多くは「信用情報」が原因
前章で解説したとおり、SMBCモビットの審査では信用情報を確認されます。
SMBCモビットの審査では、信用情報が一番重要と言っても良いです。
審査落ちの原因のほとんどが、信用情報に問題があるケースが多いからです。
そして、信用情報に問題があるケースとはおもに次の3つです。
- 複数の延滞記録がある
- 金融事故の記録がある
- 他社借入が多い
上記に当てはまってしまうと審査落ちの可能性が高まるため、問題ないか以下の解説で確認しておいてください。
複数の延滞記録がある
SMBCモビットは信用情報の返済記録を確認し、「申込者は期日どおり返済してくれそうか?」という点の判断材料にします。
よって、クレジットカードやローンなどの「延滞記録」があると審査に不利です。
1回程度なら審査に影響しないケースが多いですが、複数の延滞記録がある場合は審査落ちの原因になりやすいです。
とくに2~3ヶ月以上の延滞をした人や、現在進行形で延滞中の人は審査にまず通りません。
携帯電話の本体分割払いも延滞してはいけない
スマートフォンの本体は高額なものも多いため、「支払は分割にしている」という人も多いでしょう。
携帯電話の本体分割払いはローン扱いであるため、信用情報に返済記録が残ると知っておかなくてはいけません。
よって、電話料金の支払遅れはNGです。
携帯電話の本体分割払いの支払は電話料金と一緒に請求されるからです。
電話料金の支払遅れをすると、信用情報に延滞記録が残ってしまい、SMBCモビットの審査に不利となるため注意してください。
奨学金の長期延滞もNG
若い人の中には、「奨学金の返済をしている」という人もいるかと思います。
奨学金の長期延滞をすると、信用情報に延滞記録が残ってしまうことがあるので注意です。
通常、奨学金の返済記録は信用情報に記録されません。
しかし、「日本学生支援機構(JSSO)」のように、「返済開始6か月目以降に、3か月以上の延滞をすると信用情報に記録をする」といしているところもあるのです。
上記の場合、次章で解説している「金融事故」となるため、SMBCモビットの審査にはまず通らなくなります。
金融事故の記録がある
信用情報に金融事故の記録があると、SMBCモビットの審査には高確率で通りません。
金融事故とはおもに次の4つです。
- 長期延滞(2~3ヶ月以上の延滞)
- 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
- 強制解約(強制的に契約を解除されること)
- 代位弁済(返済不能になり保証会社に借金を立替えてもらうこと)
上記の記録が信用情報にある人は、いわゆる「ブラックリスト」な状態です。
このため、SMBCモビットから返済能力や信用がないと判断されるケースが多く、高い確率で審査に通りません。
他社借入が多い
他社借入が多いと、「総量規制」に引っかかってしまい審査落ちになることがあります。
SMBCモビットは総量規制の対象であり、すべての貸金業者と合計して年収の1/3までしか借入できないからです。(貸金業者=消費者金融・信販会社・クレジット会社)
また、銀行カードローンなど総量規制対象外の借入にも注意しましょう。
総量規制対象外の借入額や借入件数も確認され、それらが多いほど審査に不利になるからです。
SMBCモビットの審査は「属性スコア」が原因でも落ちる
SMBCモビットの審査は「属性スコア」も重要なため、属性スコアの点数不足が原因で審査に通らないこともあります。
属性スコアの点数不足になりやすいのは次のような人です。
- 安定した収入がない
- 返済余力が少ない
上記2つの詳細については以下で解説しています。
安定した収入がない
安定した収入がないと判断されると、属性スコアの点数が低くなります。
たとえば、毎月収入がなかったり、アルバイトやパート、水商売など不安定な職業に就いていたりする場合です。
安定した収入がないとこの先も返済しているかの不安があります。
よって、属性スコアの点数が低くなってしまうのです。
返済余力が少ない
返済に使えるお金が少ない人ほど、属性スコアの点数は低くなりやすいです。
たとえば、他社借入が多かったり、住宅ローンや家賃の負担が大きかったりする場合です。
上記のような人ほど、毎月のお金の負担が大きいため、SMBCモビットの返済に回せるお金に余裕がなくなります。
また、家族構成からも判断されることもあるようです。
独身で実家暮らしと、結婚しており子供がいる人では本人へのお金の負担が違うからです。
返済に使えるお金が少ないと延滞や貸倒れのリスクが上がります。
そのため、属性スコアの点数も低くなってしまうのです。
属性スコアは複合的に判断されると知っておく
属性スコアは複合的に判断されるため、どれかひとつの点数が低くても審査落ちになることはありません。
たとえば、職業がアルバイトやパートですと点数が低くなるのは間違いありませんが、だからといって即審査落ちになることはないのです。
あくまで点数が低くなるというだけです。
このため、先に解説したような属性スコアの点数が低くなる原因に当てはまるからといって、「審査に通らないかも・・・」と諦める必要はありません。
在籍確認も重要な審査!対応できないと審査に通らないので注意
SMBCモビットには「在籍確認」があります。
在籍確認とは、「申込者は申告した勤め先に所属しているか?」という点を電話で調査する確認作業です。
この在籍確認も審査のひとつであるため、しっかりと対応しなくてはいけません。
ただし、SMBCモビットの在籍確認は難しいものではないので安心してください。
電話は「非通知・担当者の個人名」でされ、SMBCモビットの在籍確認であることは申込者以外には絶対伝えません。
電話も早ければ1分もかからず終わる簡単なものですので、過度に身構えなくても大丈夫です。
会社への電話が不安なら「WEB完結」がおすすめ
「在籍確認は怖くないと聞いても会社に電話がくるのは不安・・・」このような人も少なくはないかと思います。
そうした場合、「WEB完結」がおすすめです。
WEB完結とは、申し込みから借入までのすべてをネット上で完結できる申込方法です。
連絡はすべてメールとなるため電話連絡はなく、もちろん在籍確認の電話もありません。
在籍確認は「勤め先を確認できる書類」の提出によっておこないます。
カードの発行や郵送物もないため、本当にすべての手続がネット上で完結可能です。
ただし、WEB完結が利用できるのは次の条件を満たせる人のみですので確認しておいてください。
- 三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行のいずれかの口座がある
- 全国健康保険協会発行の保険証(社会保険証)か組合保険証を持っている
SMBCモビットの審査に通るには「必要書類」も大事
SMBCモビットでは次の「必要書類」 の提出があります。
提出条件 | 有効な書類 | |
本人確認書類 | 必須 | ・運転免許証 ・健康保険証 ・パスポート |
収入証明書 | ・借入希望額50万円超の場合 ・SMBCモビットの借入希望額と他の貸金業者の借入希望額の合計が100万円超の場合 |
・源泉徴収票の写し ・税額通知書の写し ・所得証明書の写し ・確定申告書の写し ・給与明細書の写し |
上記の必要書類に不備があると審査に通りませんので注意してください。
少し不備があったくらいですぐに審査落ちになるようなことはありません。
その際は正確な書類を再提出となる場合がほとんどです。
ただし、書類の不備があまりにもひどい場合は虚偽申告を疑われ、審査に落ちてしまうことも否定はできません。
短期間に複数社へ申し込みすると審査落ちすることもある
カードローンの審査でやってはいけない行動のひとつが、「短期間に複数社へ申し込みすること」です。
それをやってしまうと「申し込みブラック」という状態になり、審査落ちの原因になることがあるからです。
「カードローンに申し込みした」という情報は信用情報に6ヶ月残ります。
このため、短期間に複数社へ申し込みしたことはSMBCモビットにわかってしまいます。
そうなると、SMBCモビットに「この人はお金に相当困っているのでは?融資するのは危険かも・・・」と警戒されてしまい、審査落ちになることがあるのです。
よって、申し込みするのはSMBCモビット1社に絞ってください。
SMBCモビット審査のまとめ
SMBCモビットの審査に確実に通るコツはありませんが、審査に落ちてしまう原因は絞りこむことが可能です。
審査落ちの原因を知っておき、それに当てはまらないようにすれば、SMBCモビットの審査に通過できる可能性を上げられます。
SMBCモビットの審査落ちの原因をまとめると次のとおりです。
信用情報が原因で落ちる理由
- 複数の延滞記録があるため信用を得られない
- 金融事故の記録があるため信用を得られない
- 他社借入が多いため総量規制に引っかかってしまう
属性スコアの点数不足が原因で落ちる理由
- 職業や勤続年数などが原因で収入の安定性に欠けると判断された
- 他社の返済や家賃の負担が大きいため、返済できるお金が少ないと判断された
その他の原因で審査に落ちる理由
- 在籍確認ができずに勤め先の確認が取れない
- 必要書類に大きな不備があり、虚偽申告を疑われた
- 申し込みブラックになっており、融資するのは危険だと判断された