消費者金融

消費者金融から借り換えするために知っておくべく3つのポイントとは!?

借り換えを説明している画像
消費者金融から借り換えする際は知っておくべきポイントがあります。

それを知らずに借り換えしてしまうと、「借り換えなんてしなきゃ良かった・・・」と後悔してしまうこともあるので注意です。

そのため、この記事を参考にして上手に借り換えを行えるようにしてください。

消費者金融から借り換えするならこの3つの確認が重要!

消費者金融から借り換えするなら、次の3つが重要なポイントです。

  • 銀行カードローンを借り換え候補にする
  • 総返済額と毎月の返済額を確認しておく
  • 借り換えの審査はハードルが上がると知っておく

それでは次章より、この3つについて詳しくお伝えしてきますね。

消費者金融から借り換えなら銀行カードローンが最適!

消費者金融から借り換えするなら、借り換え先は「銀行カードローン」にするのがおすすめです。

なぜ銀行カードローンをおすすめするかと言いますと、銀行カードローンのほうが消費者金融よりも「上限金利」が低いため、今よりも低い金利で借入できる可能性があるからです。(上限金利=一番高い金利)

カードローンの場合、審査を受けてみるまでは金利がいくらになるかわかりません。

また、新規契約は上限金利になる可能性が高いです。

ただし、上限金利以上に設定されることは100%ありません。

このため、低金利で借入したいなら、なるべく上限金利が低い会社で借入するのが得策なのです。

実際に消費者金融の上限金利と比べてみよう!

銀行カードローンと消費者金融の上限金利を比較すると以下のようになっています。

消費者金融カードローン 上限金利
アコム 年18.0%
アイフル 年18.0%
プロミス 年17.8%
SMBCモビット 年18.0%
レイクALSA 年18.0%
銀行カードローン 上限金利
みずほ銀行 年14.0%
三井住友銀行 年14.5%
三菱UFJ銀行 年14.6%
楽天銀行 年14.5%
イオン銀行 年13.8%

上限金利を比較すると、消費者金融が「年18.0%付近」なのに対し、銀行カードローンは「年14.0%付近」になっていますね。

このように、銀行カードローンのほうが上限金利が低いケースが多く、その分だけ低い金利で借入もしやすくなっています。

金利が低ければ利息も軽減しやすいため、消費者金融からの借り換えなら、銀行カードローンは非常に有効なのです。

銀行カードローンにはこんなメリットもある!

銀行カードローンは消費者金融よりも上限金利が低いという点以外にも、次のようなメリットがあります。

  • 総量規制の対象外になる
  • 提携ATM利用手数無料なカードローンがある
  • キャッシュカードでの利用できる場合がある
  • 自動融資機能(オートチャージ機能)が使えることが多い

総量規制の対象外になる

銀行カードローンは「総量規制」の対象外なため、年収の3分の1以上の借入もできます。

消費者金融のような貸金業者は、総量規制の対象となり、すべての貸金業者の借入金を合計して年収の1/3までしか借入できません。(貸金業者=消費者金融・信販会社・クレジット会社)

このため、消費者金融から消費者金融などの貸金業者同士で借り換えすると、この総量規制に引っかかってしまい全額借り換えができないケースがあるのです。

一方、銀行カードローンにはそうした縛りがないため、消費者金融よりも高額な借入に向いており、借り換えもしやすいというメリットがあります。

提携ATM利用手数無料なカードローンがある

銀行カードローンには、提携ATM利用手数無料なカードローンが多くあります。

消費者金融の場合、提携ATMで借入や返済をすると、利用手数料をとられるケースがほとんどですが、銀行カードローンならこれを0円できることも多いです。

キャッシュカードでの利用できる場合がある

銀行カードローンには、キャッシュカードでの利用できる商品もあります。

このため、商品によっては専用のローンカードを発行しなくても、発行元の銀行のキャッシュカードで利用することも可能です。

このメリットはカードでの他人バレを防げることです。

カードローンのローンカードは他人に見つかってしまうと、借金がバレてしまうことがありますが、キャッシュカードであればその可能性はありません。

自動融資機能(オートチャージ機能)が使えることが多い

銀行カードローンの場合、「自動融資機能(オートチャージ機能)」が使えることが多いという点もメリットです。

自動融資機能とは、引落し時に口座残高が足りなかったとき、限度額の範囲内で自動融資をしてくれるというサービスになります。

このサービスを利用すれば、「引落とし日に入金を忘れた!」というようなケースでも、残高不足で引落しができないという事態を防ぐことが可能です。

とくにクレカの引落しは遅れてしまうと、信用情報にキズがつくため、このサービスはありがたいです。

銀行カードローンは即日融資ができないので注意!

ここまで銀行カードローンの良いところをお伝えしましたが、当然そうでないところもあります。

それは銀行カードローンは即日融資ができないという点です。

銀行カードローンの審査が完了するのはどんなに早くても、申込日の翌日となり、融資までの時間も最短翌日です。

このため、消費者金融のような即日融資は100%できません。

これはどの銀行カードローンでも共通ですので気をつけておきましょう。

借り換え前には必ず総返済額と毎月の返済額の確認が必要!

借り換え前には、借り換え後の「総返済額」と「毎月の返済額」を確認しておく必要があります。

借り換えすると、総返済額と毎月の返済額は変わりますので、以下の2点に気をつけておきましょう。

  • 総返済額が増えてしまわないか?
  • 毎月の返済額が大きな負担にならないか?

たとえば、プロミスで50万円を金利17.8%で借入しており、三井住友銀行カードローン(金利14.5%)で借り換えすると次のように総返済額と毎月の返済額は変化します。

プロミス

返済期間 毎月の返済額 総返済額
1年 45,792円 549,503円
2年 24,913円 597,923円
3年 18,026円 648,918円

三井住友銀行カーローン

返済期間 毎月の返済額 総返済額
1年 45,011円 540,128円
2年 24,124円 578,982円
3年 17,210円 619,563円

プロミスから三井住友銀行カーローンの借り換えの場合、おなじ返済期間なら、毎月の返済額と総返済額どちらも減らすことが可能です。

しかし、「金利が減ったから多少返済期間を長くしても大丈夫だろう・・・」と油断すると、総返済額が増えてしまうこともあります。

例を上げれば、プロミスでの返済は2年を予定していたのに、三井住友銀行カーローンに借り換え後、返済期間を3年にしてしまうような場合です。

この場合、総返済額が597,923円から619,563円増えてしまいます。

これはでは借り換えした意味がありませんので、このようにならないように注意しましょう。

借り換えの審査はハードルが上がる!?その理由とは

借り換えの審査は、通常の借入よりもハードルが高くなる可能性が高いです。

なぜなら、すでに借金を抱えている状態で審査を受けることになってしまうからです。

カードローンの審査では、他社の借入金額や件数をチェックされ、これらが多くなるほど審査に悪影響があります。

理由は他社借入が多い人ほど、毎月の返済負担も大きくなるため、返済に使えるお金が少ないと判断されてしまうためです。

使いみちが借り換えでも審査基準は変わらない!

「借入したあとは他社の借金は完済するため、その辺は甘めにみてくれるのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、それはありません。

カードローン会社は単純に申込者の返済能力や信用力で合否を判断します。

このため、使いみちがなんであろうと、審査の合否基準が変ることはないのです。

よって、他社借入が多い場合には審査に通るのが難しいケースもあります。

他社借入がどれくらいあるとマズイのか?

他社借入がどれくらいだと審査落ちになるかは、各社によって基準が違うため、何とも言えません。

ただし、一般的には金額ですと年収の1/3が上限、件数は3~5件とされています。

このため、借り換え先と合わせて、金額は年収の1/3以下、件数は3件以下になるようにしておくのがおすすめです。

消費者金融から借り換えのまとめ

消費者金融から借り換えをする場合、以下の3つのポインを必ず把握しておくようにしましょう。

  • 借り換え先におすすめなのは銀行カードローン
  • 総返済額と毎月の返済額を事前に確認しておく
  • 借り換えの審査はハードルが上がるので注意

この3つのポイントをしっかりおさえておけば、消費者金融からの借り換えの失敗を防ぐことができ、上手に借り換えをおこなうことができます。

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